koukaida’s blog

後悔だけが人生だ。

霊能者さん

この前の続きだが、この落ち込みのキッカケとなったのが職場の知り合いだった。とても良くしてくれて、私が辞めようとした時も自宅に呼んでくれた。ひと回り年上なのに若々しく、大病を患ってなお明るい彼女をとても信頼していた。その彼女が、突然、「私の姉が、霊能者やねんけど、どう?一回5000円。」といってきたのだ。色々衝撃をうけた。身内にレア職業の霊能者がいるというのにも驚いたけど、何より何の悩み相談もしていないのに霊能者を紹介されたことに心底ビックリした。正直やっぱり病んでる様にみえるんだ、という事実に打ちのめされた。そうしてズルズルと過去の自分に引き戻される。自分の好きな事して、解放された気がしていたけど、逃れられないのだ。

霊能者の姉さんに彼女は自分の友達を沢山紹介しているらしい。皆に感謝されていると言った。彼女は姉さんにみせることでその友達の信頼性を測っているのかもしれない。それか、ただカモにされただけかも知らんが?

それまでに両親とは縁が薄いとは話していた。そんな感じしたわ、と返された。両親のことを霊能者の姉さんに聞いて解決するだろうか?

無理だろう。ご先祖様と話してくれるみたいだが、そのご先祖様が私には出てきてくれるかどうか?自信がない。なんせ生まれた瞬間から徹底的に母と父方の祖母に嫌われていたのに、ご先祖様に繋がる糸などプッツリ切れてしまっているのでは?

まあ、ご先祖様も亡くなってからも仕事するのも気の毒だし、もうあの世でゆっくりしていてほしい。私の両親はまだ健在だ。言いたいこと、聞きたいことあれば直接聞けばいい。

それから私は両親を恨んでいない。むしろ感謝している。ただ、母の愛情が欲しかっただけ、それは今も変わらない。どんなに望んでも手に入らない事もわかっている。解決するべきは偏ってしまった自分の心。幼いまま、心の奥で泣き続けている私自身をそろそろ成長させなければいけないのだ。